ラーニングスタッフ終了にあったっての所感&そして、これから・・・。

                                            下村 恭子
                            
今は、ラーニングを終えて、正直なところ終わってしまっていいのだろうかという思いがとてもあります。でも、卒業できるの?とうれしい思いもあります。
最初、ラーニングスタッフになろうとしたきっかけからまた話してしまいますが、インターネットで募集要項を見て、そして決して軽い気持ちではないつもりでしたが、甘い考えで面接に行ったと思います。学ぶことは、テキストに書いてあり、それを勉強すれば、訪問看護師として、一人前になるのではないかと思っていました。つまり、何度も語っていますが、机上論だけを勉強すればいいと思っていました。それが違うことに気付くのですが、ここでの学びがなければ、今でもその思いは変わらなかったのだろうなと思っています。
私の中での学びは、もちろん机上論もたくさん必要であると思います。でもそれより何より、学ぶ姿勢が大切だということでした。皆と話をする中にも、学びはたくさんあることに気付き、そして自分自身が意識をして話したり、聞いたり周りに目を向けることで、学べることはたくさんあるのだということを改めて感じました。
また、今までの学びは、誰かに教えてもらえばいいというような、受身の姿勢つまり受動的であったと思います。もちろん自分の中では、決して受身という感覚ではなかったと思っていますが、ここにきて受身で、そして甘えていた自分がいることを知り、それではいけないと言う事に気付きました。
学びについては、まだまだ足りなくて、人の何倍も努力しなくてはいけないと思っていますが、勇気を持ってここで学ぶことを選んでとてもよかったと思います。
今までは、自分の事に首を横に振っていましたが、最後にこの1年を振り返ってはじめて、自分の事に首を縦に振りたいと思いました。まだまだ、足りない自分ではありますが、頑張ったことをほめたいとも思いました。
そう思った理由は、逃げだしたくなったり、後ろ向きに進みがちになっても、周りに支えられてではありますが、前を向いていることができたことである。逆に、周りの人に支えられなければ、だめになっていたと思います。

まだまだ足りないことや、これからしていかなければいけないことは、たくさんあり、これからも、後ろを向いたり逃げたりしたくなるとは思うが、前を向くことができるように、どうしてそうなるのかを考えて行けるような自分に成長していかなければいけないなと思っています。


また私は研修させていただいたホスピス&外来のあるクリニックに、9月後半より勤務させていただくようになりました。
相変わらず、海を目の前にしての生活をしていますが、カーテンをほとんど開けて外を見ることのない生活を送っています。少し、散歩でもしなくてはいけないな〜と思っています。食生活ももともとできない私ですが、さらにしなくなって、コンビニとお友達になってしまっています。こんなところで、親のありがたさを感じている今日この頃です。
そんな話は置いといて、働きはじめてのはなしを少しだけさせていただきたいと思います。
働いてはいる身ではあるのですが、学びがたくさんあります。病棟での看護の難しさや時間の使い方、責任の持ち方など、言葉や思いの伝え方(申し送りの部分)などなど上げればきりがないことですが、ペースをあげなくて学びにしていかないといけないと思いますが、私の性格上マイペースで進めていくしかないと思っています。
今は働いているところにも問題はたくさんあって、今代表や細井さんがコンサルタントとして、勉強会を1回/月開いてくださっていて、皆で集まる機会がほとんどなく、何でこんなに集まらないのだろうと思っていましたが、集まることが多くなりました。実際集まった中で、皆でいろいろ話し合えるかと言うと、またそれは難しいことではありますが・・・。
でも、変わったこともあって、今まで行われていなかった、2回/週昼にカンファレンス(時にはできないときもありますが)をするようになったことがあります。

これから4月からも、7月に1年後の目標と言うことで、立てたものがありますが、今後はそれを評価・修正してみて、自分の課題とすることはたくさん残っていますが、1つ1つ積み重ねて成長できればと思っています。
先週ラーニングスタッフ最後の個別学習に参加したとき、いろいろアドバイスをいただいたのですが、あいまいにせず、明らかにし、分からないことがあったり、自分で解決できないことが出てきたときにどうしていけばいいのか考え、そして、一日一つ嫌な事・嫌と思っていることをやってみるようにしていこうと思っています。

最後になりましたが、皆さんにお礼を言っても言い切れないぐらい、感謝しています。
本当にありがとうございました。