<参加者の悩み・ギャップ・みんなの声>

@ 小さな子供を子育てしながら、働き学ぶ時間をどのように作っていったらいいのか
A 家庭を持って、仕事と両立させて責任を果たしたいと思うが、それぞれが中途半端になってしまう気がする。
B 目標や理想は、掲げるがそれに向かって一歩踏み出し、実践して行くことが難しい。
C 子供が大きくなってくると保育園のお迎えの時間がなくなる分、仕事が遅くなり学童の後で食事が遅くなり子供にとって生活のリズムどうなのだろうと考えてしまう。

出された声を受け、以下の視点で話し合う。

1)理想に向かってゆきたいと思っているが、そこに壁があった時、普段どのように対処しているか?

⇒ 
・ 夫に話をする、相談する。
・ 自分のプライベートの時間を持ちたいと思い、子供が小さいので自分の時間を作るのが難しいが少しでも作るようにしている。
・ あまり器用でないので、一つの事を突き詰めてしまう方。自分のやりたいことに没頭してしまうことが多い。家庭のことがおろそかになってしまう。
・ 今まで自分で切りをつけてここまでやらないと気が済まないという性格だったが、ここまでしかできないと言う限界を知って「まあ、いいかあ」と思えるようになった。
・ 子育てをして自分が変わったこと、自分のペース・思い通りにならないということに気が付いた。「こうあらねば」という考え方が変わってきた。

2)自分の時間を作りづらい、ほしいと思っている人が多いが、実際与えられたらどのように過ごしたいと思うか?

・意外に、時間を与えられるとどのように過ごして良いかわからない。
・ 本を読む、お琴をやるなどことが自分の時間と感じる。
・ 英会話を習いたいと思ったが、またそれも行かなくちゃになりかけている。自分の為にしてみたいと思っている。
・ 映画がみたい。最初から最後までゆっくり自分の食事を食べたい。子供の洋服の整理をしたい。

3)新しい知識・技術を取り入れる時に、どのように取り組んでいるのか?
⇒業者さんに来てもらい、知識・技術を持っている人に教えてもらう。退院時には、病棟に教えてもらう。

<ワークショップを通して澤田が感じたこと、学んだこと>
 みな向学心があり、理想を持って日々取り組んでいる人が多い。しかし、働ながら、家庭と両立しながらどのように時間を使ったら良いのか、悩んでいる。自分で決めること、決めたら行動すること、自分を評価することという過程が重要なのであると感じる。問題解決のプロセスを踏むことができず、途中で悩むことが多いのではないかと感じた。