われわれを取り巻く環境は科学の進歩により大きく様変わりした。目から、耳から、望む、望まぬに関
係なく、さまざまな情報が得られる。言葉を使わずとも、五感を活用せずとも。
欧米に追いつけ、追い越せといった時代が終わり、新たな方向性が見えぬまま、混迷を続けるわか
社会。この数十年の間に得たものは物質的に豊かな生活、失ったものは心の豊かさ。
「21世紀は心の時代」といわれながらも始まったこの世紀。
人とのかかわりが希薄といわれながらも真の心は別のことを求めているのではないだろうか。その表現
手段、対面の仕方が不器用になっているのではないだろうか・・・。
この講座は、こころのもろさが身体の及ぼす影響力の強さを16年の実践の中から再認識している在
宅看護研究センターが対人援助にぜひ役立ててほしいと企画しました。
こころのケアに携わる看護師、介護士、ケアマネージャー、またボランティアの方たちにコミュニケー
ションとカウンセリングの基本から応用までを学べる独自のプログラムです。
皆様のご参加をお待ちしています。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
講師 在宅看護研究センター代表 村松 静子 (看護師・臨床心理士)
|