石井ひろみさんは、この3月、とうとう開業してしまいました。
もともと自転車屋さんだったご主人との2人三脚です
 
開業ナース 石井ひろみの世界


 石井ひろみさんは、この3月、とうとう開業してしまいました。
もともと自転車屋さんだったご主人との2人三脚です。

  開業先:東京都世田谷区砧3-4-4
      有限会社 砧いしい
  指定福祉用具貸与事業所 No.1371202688
  
  自転車部(自転車・オートバイ・車椅子販売修理)
       じてんしゃ・いしい
  在宅部(介護ショップ)
       ほっとケア
  
在宅看護研究センター地元相談室を併設

 情熱的に訪問看護に駆け回っていたひろみさんは、自分自身の看護への思いが本物かどうかを試したくなったのでしょう。1年前、在宅看護研究センター主催の「開業ナース育成研修」を受講しました。その意気込みは講師の方にもビンビンと伝わってきたといいます。

ひろみさんの売り言葉は

 「住み慣れた街で暖かなふれあいを大事に、介護する人もされる人もほっとできるあたたかな(HOT)な介護であってほしいと願っています。車椅子・介護用品の販売レンタルを通して私の看護をいかしていけるよう、ただいま奮闘中。

 
ほっとケアを開店したきっかけは、長年にわたって地域に密着してきた自転車屋の夫と看護にこだわりつづけた私が何かできるのではないか? と考えた結果です。自転車の車輪、車椅子の車輪、おなじです。自転車屋ならすぐになおせるのです。しかし、そこに色々な問題もありますが・・・。
車椅子に乗る方々は中には病気を持っていたり、不自由を感じていらっしゃる人がいます。そのとき私の看護の経験が何かお役に立てないか? と介護用品を販売し勿論車椅子も、せっかくだからレンタルできるほうがいいと福祉用具貸与事業所をたちあげました。レンタルはレンタルで大手企業が幅を利かせまだまだ大手が乗り出してくる兆しがあります。でも、私たちにできる事をこつこつ積み上げていくしかないと今はまだ地域の皆様にとにかく知っていただく事からはじめたいとおもっています。
看護師として働いていたときからずっとその人と向き合っていたいと思いつづけていました。いま、用具を選びときも同じです。‘介助式車椅子’が良いといいますが、本当にそれでいいのか。ご本人の自走の可能性をまったく否定していいのかなど、疑問に思うことがあります。なるべくならやっぱり自分で選ぶ介護保険であってほしいと、私は思っています。そういう思いをかかえつつ地域の中で今頑張っています。どうぞよろしくお願いします。」


とのことです。
出前での相談も快く受けてくれます。そこでは新しい開業ナースの活動がみられるはずです。
 是非一度立ち寄ってみて下さい。看板にホッとし、ひろみさんの笑顔にまたホッとするはずです。





 

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●