起業家ナースのつぶやき 村松 静子 Muramatsu Seiko |
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vol.42
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「在宅医療支援展示室」の誕生、その裏に潜む願い |
2007-1-16
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vol.41
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スタッフと共に追求する看護の価値:その2 | 2006-1-30 | |||
「看護の価値」について、改めて疑問を抱いた私は、今の時代、「求められる看護とはどのようなものか」「今の看護師に、何が欠けているのか」「看護の価値はどこにあるのか」をあえて、追究ではなく、追求し続けている。自分で書いたその時代の文面をも読み返しながら考え続けている。
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vol.40
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スタッフと共に追求する看護の価値:その1 | 2005-7-4 | |||
在宅看護研究センターに集まる看護師たちは、皆、感性が豊かで、療養者と家族の求める在宅看護を行いたい、看護の質を高めたい、看護師として自立したいと思っている点で一致している。また、センターの理念に賛同している。センターには、諸症状が伴い、複数の治療・処置を継続しなければいけない方たちの訪問依頼が集中する。年齢もまちまちである。看護を提供する場なのだから当然とばかり極力対応する。しかし、求められる必要な看護を行えば行うほど、組織としての継続が厳しくなる。これはどういうことなのか。つまり、看護の対価は上がっていくはずなのに、必要な看護にこだわればこだわるほど、その対価は下がるのだ。そして、その状況が2ヶ月続けば、組織としての経営が困難になり、必死にもがき苦しむ。結局は、短時間の訪問看護の件数をこなさなければ大赤字に転落する可能性が高いということだ。 この点について、改めて疑問を抱いた私である。これでは、訪問看護ステーションが増えるはずもない。 本来、看護師であれば、誰もが、本当の看護を提供したいと思っているはずである。看護の道に入って37年、「看護の価値」について、改めて疑問を抱いた私は、スタッフと共に振り返りながら一丸となって取り組んできた看護活動のプロセスを顧み、「求められる看護とはどのようなものか」「看護の価値はどこにあるのか」を自ら見極め、社会へ提言するために、行動を起こし始めている。
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